不足よりもとりすぎ注意!?妊活にも欠かせないビタミンE

しるみんです。
今回はビタミンEについて取り上げていきます。

よく見ると、あちこちビタミンEって書いてある

いきなりですが、ビタミンEは欠乏症になることはかなり少なくなっています。
なぜかと言うと、ビタミンEは栄養そのものというより、
食品添加物として一緒にとることも多いからです。

「食品添加物!?」と、その言葉だけに過敏に反応しないでくださいね。
むしろ、ビタミンEのような物質で添加物としての機能を果たすなら、
願ったりかなったりじゃないかと、しるみんは考えます。

食品添加物としてのビタミンEの機能は「酸化防止剤」です。
料理で使用した油を長期間そのままにすることはあまりないかもしれませんが、
放置しておくと、色も濁り、暗くなります。匂いもきつくなってきます。
これは、油が空気中の酸素とくっついて酸化したからです。

酸化は、化学的な話をするとどんどん深くなっていってしまうので避けますが、
物質ごとに酸化されやすさというのは違いがあり、
もし酸素のそばに「酸化されやすい物質」と「酸化されにくい物質」があれば、
酸素は「酸化されやすい物質」を選びます。
…というか、酸化のされやすさ = 酸素との結びつきやすさ な訳です。

ビタミンEの仕事っぷり

ビタミンEは、周りにある物質よりも酸化されやすい物であることが多く、
自身が犠牲になって酸化されることで、脂肪酸などの酸化を防ぎます。

脂肪酸は、細胞膜に含まれるものなので、ほぼ体のすべてに存在しますが、
例えばお肌の細胞を構成する脂肪酸だった場合、それが酸化することは
シミやシワといった肌の老化を意味しますし、
血管の壁を構成する脂肪酸だった場合、血管壁の酸化は血管の老化を意味します。
コレステロールが沈着しやすくなり動脈硬化など循環器系の生活習慣病の原因になります。

血管だけではなく、流れる血液そのものも細胞で構成されています。
赤血球の細胞膜の酸化は、血液のドロドロ化を意味します。
動脈硬化などがより一層起こりやすくなるわけです。

さらにさらに、ビタミンEが発見された20世紀初頭には、
エサに、ビタミンA・B・C・Dが混ざっていても、
脂肪のないエサを与えたマウスが不妊症になることが知られており、
その後成分が特定されたビタミンEは「トコフェロール」と名付けられましたが、
語源は妊娠しやすくなる、+アルコール類物質 からきているそうです。

念のため、お酒をイメージする「アルコール」ではありません。
化学的な構造による分類です。
また、ビタミンEの補給を強く行うことが妊娠の成功を保証するわけでもありません。

油に溶けるということは体に残りやすいということ

ビタミンEは油に溶ける脂溶性ビタミンです。
脂溶性ビタミンは、尿中に排出される水溶性ビタミンと違い、
体にとどまりやすく、とりすぎた場合に過剰症を引き起こす可能性があります。

血液のドロドロ化を防ぐ、と書きましたが、過剰症はその延長で
必要なところで血液が固まりにくくなることが起こりえます。
傷の出血が治りにくい程度ならまだ良いですが、脳出血などのリスクも増やします。
成人男性は6.5mg、女性は6.0mgが1日の推奨摂取量です。

保存料の多い食品、サプリなどで、とりすぎになってしまうことがあるかもしれませんが、
実際のところ、上限量が推奨摂取量の100倍程度あり、
少しでも多くとりすぎると、即過剰症、というわけではありません。

まとめ

ビタミンEは、体のあちこちの老化を防いでくれる
上限量が高いが、蓄積性があり、意図しないとりすぎには注意

しるみんでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました